「もう若くないから」という心のブロック1

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◆3分で1個心のブロック解除
歌うマインドブロックバスター Chieです。
 
 
10月の浅草オペラ100年記念公演が

いよいよ間近に迫り
 
公演期間中の日程も
大体見えてきたこともあり
 
 

ようやく稽古以外の日程を
調整できるようになり
 
10月以降のコンサートや
来年のオペラ公演の準備や相談を
始めています。
 
 
◆今関わっている10月の公演は
東京室内歌劇場と
業務提携するマネージメント会社による
企画公演ですが
 
オペラやコンサートは
そういうマネージメントが入る
企画ばかりではなく
 
自主企画といって
 
個人でホールを予約して
指揮者やピアニスト、共演者に声をかけて
舞台の準備から収支決算まで
個人の裁量で完遂する形での
 
オペラやコンサートもかなり多いです。
 
この形態の公演は
大きな自由がある代わりに
採算のリスクも責任も
直接降りかかってきます。
 
 
◆今年上演したオペラは
ビルの一室の稽古場を会場にした
文字通り手作りの公演でした。
なんとかギリギリ、
採算ラインに乗せることができました。
 
 
来年、同じオペラを再演しますが
 
今度は
都内でも有数のコンディションと
良心的な運営で
 
音楽家にも
音楽ファンにも人気の高い
 
会場の雰囲気もよく
音響のいいコンサートホールで
開催を予定しています。
 
 
◆この企画は元々は私が計画したもので
他の演奏者はもちろん仲間ですが
 
より正確には
 
私は主催者として出演料を払う立場、
という言い方もできます。
 
実際にはこっそりカンパしてもらったり
もちろん全面的に
助けてもらったりしていますが
表向きの形はそういうこと。
 
 
◆何が言いたいかというと
前回と次の公演では規模が違う
 
大掛かりなことはできなくても
演奏の環境やクォリティは落としたくない
むしろどちらも前回より上げたい。
 
ただ、もしそれで
前回と同じくらいの数のお客様が
ご来場くださると仮定して
 
今度は制作費の2/3は赤字確定
 
前述のように
私が企画主であるなら
 
その赤字
 
一人で全部被るの…??
 
 
◆一般的に、オペラ公演で主役をやるなら
チケット100枚抱えるのは珍しくないですし
 
一人で100人呼ぶか
100人分のチケットを抱えるか
 
…というのは普通かもしれません。
 
 
◆共演者として協力してくれる仲間に
上記のようにノルマを課したくない
 
頑張った結果
出た赤字は受け入れるとしても
 
もし次の公演で
発生した赤字を一人で被ったら
 
おそらく私は
その先のオペラ公演を自分では
もう計画できないと思うし
 
実質的に次が
人生最後のオペラの舞台になるかも…
 
 
◆プリマを張るなら
100人以上お客様をお呼びするか
100人分のチケットを抱える
 
企画としては
舞台がシンプルであるなら
演奏(編成)は厚くする、は賛成だし
 
よりよいものにしたい、という提案を
 
でもお金ないし
 
で却下したくない
 
そもそも論として
 
このくらいの規模の公演を
なんとかできなくてどうするの…?
という気持ちもある
 
かといって
 
そんな何十万単位の赤字を
平然と引き受けられるの…?
 
 
◆ぐるぐる
 
ぐるぐる
 
ぐるぐる
 
考えていました。
 
 
…窮すれば通ず。
 
 
ゴンゴン考えて
 
これ以上無理かも
 
というところにきたとき
 
ある、気付きがありました。
 
 
長くなったので
 
次回に続く(・ω・)ノ
 
 
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