実家に帰るのは気が重い、をブロック解除したら ２

前回の記事の続きになります。
　　　

気が進まないけれど
やらなければならない
そんなときは
ブロック解除して向かいます。
　
嫌なことがなくなるわけではない
　　
けれど不思議なことに
毎回少しずつ、状況が変わるのです。
　
　
◆実家に行っている間は
普段日常でやっていることはできない
という意味でも
ガマンを伴っていたのだと思います。
　　
だから、
子供の頃からのガマンに気付いたら
それ以上頑張って行く気持ちに
なれなかったのかもしれません。
　
　
◆ダイニングでお茶を飲みながら
テレビをみたりおしゃべりして
のんびり過ごす
　
というのは
普通にあると思うのですが
　　
　　
私は１階にいても
２階の部屋で
カバンの中の携帯の
バイブが鳴っても聞こえますし
　　
耳も神経も疲れるので
テレビが点いている団欒というのが
長らく苦痛でした。
　　
　　
◆今回は帰ると
　
テレビの音量はなぜか下がり
観たいものがなければ消えている
　
妹の甲高い声と
訳の分からない論理が苦手なのに
音量が落ちて、口調も落ち着いている
　　
せっかく帰っても外食だとがっかり
　　
とはいえ出してもらって
文句も言えないし…と思っていたら
　　
今回は夕飯の支度ができている
　　
…不思議な気分でした。
　　
　　
◆そして
駅まで送ってくれた母と別れて
引き返す姿を見送りながら
　
気付いたことがありました。
　　
　　
会社員をしながら子育てをしてきた
母もまた、
　　
忙しくて子供に手をかけられなかった
埋め合わせを
しようとしているのでは…ということに。
　
　
◆５日のコンサートの客席には
出演者の８割を占める
ピアニストの関係者がほとんどなのに
　
演奏が終わった途端に
あちこちから
ブラヴォーの声が飛んできました。
　　
駆けつけてくださったお友達はもちろん
私の演奏を初めて聴くであろう方に
喜んでいただけて、
私自身も嬉しかったです。
　
　
会場には久々に母が来ており
お見送りの際に
こう言って、帰って行きました。
　
　
あなたは
その声をもっと大事にしなさい
　　
　　
いつだったか
風邪で声が出ないとかいうことが
あったけれど
　
そういうことをしてはダメだからね
　
　
◆反対されてきたわけではないし
これまでも聴きに来てくれたけれど
　　
娘が頑張っているから、という以上の
何かを感じてくれたのだと思います。
　
いえ、そう思いたいです(^^)
　
　
あなたは
ブロック解除で
日常の嫌なことが変わったらな…と
思うことはありませんか？
　　　　　
　　


　　

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